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蜂の子の素揚げとアレンジレシピ

蜂の子料理で最もシンプルなレシピは素揚げです。調理は短時間で、素材の味が活かされています。ちょっとした工夫で他の料理ともアレンジすることができます。今回は、蜂の子の素揚げとアレンジレシピをご紹介します。

蜂の子の素揚げ

蜂の子の素揚げはシンプルな料理ですが、蜂の子の成長段階によって食感が違います。幼虫はカラッと揚げるとサクサクの食感になりますが、さなぎになると多少成長が進み外形も成虫に近くなり、適度な歯ごたえも出てきますので、料理によって使い分けると、素材の良さが活きます。

  1. 蜂の子は軽く茹でて内臓を取り除きます。
    黒い内臓には未消化の餌や代謝物が溜まっていますので取り除きます。独特のクセや苦みの原因となり食べにくくなっています。取り除くことによりクリーミーで淡白な味になります。また、油で揚げる際に内臓が破裂して、油が飛び跳ねることを避けることもできます。さなぎの状態では何も食べていませんのでその必要はありません。
  2. 蜂の子に小麦粉または片栗粉をまぶします。サクサクとした食感に仕上がります。
  3. 少し色づく程度に油で揚げます。
  4. 油から引き揚げたら、好みで塩や胡椒、醤油などを振りかけて出来上がりです。

おつまみには食感のさなぎ

おつまみにはサイズも大きめで、外形が成虫に近づいたさなぎの方が食感が増し、より香ばしくなります。また、内臓を取り出す手間もかかりませんので手早く作ることができます。

アレンジの幅の広い幼虫

スープのトッピング

幼虫の巣揚げはポタージュスープやコーンスープなどのトッピングにも最適です。クルトンの代わりにトッピングすると、栄養価がアップします。滋養強壮効果もありますので、食欲不振や体力が低下した時などにも適しています。

サラダのトッピングにも

野菜サラダなどに生ハムや焼いたベーコンなどを合わせたりしますが、代わりに蜂の子の巣揚げをトッピングまたは混ぜ合わせるとよりヘルシーになります。脂肪も少なくビタミンやミネラルを豊富に含んでいますので、栄養バランスが良くなります。

蜂の子の巣揚げはシンプルなだけに好みによるアレンジができます。栄養価もアップしてくれますので、ピザやパスタなどいろいろな料理に加えてみてはいかがでしょうか。